ひょうご発達障害者支援センタークローバーでは、家庭や地域におけるお子さんの育ちと保護者への支援のために、家庭での療育をともに考え、取り組む「家庭療育支援講座」を市町の機関にて行っています。

 

「家庭療育支援講座」は、全6回(月2回×3ヶ月)、1回につき2時間の連続講座です。

 内容は井上雅彦先生(鳥取大学)のペアレント・トレーニングのプログラムを参考にしています。


前半1時間は子どもの行動の理解やかかわり方についての講義、

後半1時間は、1グループ4〜8人程度でグループワークを行います。

参加対象は、就学前の発達の気になる子どもをもつ保護者で、市町の機関にて募集しています。

グループワークでは、サポートブック(サポートファイル)の作成や、

家庭で子どもにできるようになってほしいことの目標や目標のための環境調整や手続きを考え、

実際に家庭で取り組み記録をとって、参加者それぞれの記録を持ち寄り、話し合います。

実際に講座を修了された参加者のみなさんからは、

「ほめるのが楽しくなった」、「子どもの行動には意味があり、何が原因かを落ち着いて考えられるようになった」、

「他のお母さんや保健師さんの意見を聞けて参考になった」という声をいただいています。

平成18年度から実施機関の公募を行い、市町の保健センターや児童福祉の担当課などを中心に実施しています。

継続して実施していくことで、保健センターの早期支援プログラムとして位置づけが確立した市町も出てきています。


ひょうご発達障害支援センタークローバーは、本講座が市町の早期支援のひとつの手立てとなるよう、

プログラムの提供や運営への助言などを行っています。

 

【平成23年度 家庭療育支援講座 実施機関 一覧】
・尼崎市保健所
・西宮市子育て総合センター
・社会福祉法人 希望の家 障害者相談支援事業所 コミセン「希望」
・多可町 健康福祉課
・福崎町保健センターほか
・播磨町役場 すこやか環境グループ
・たつの市 健康福祉部 地域福祉課他
・相生市 健康福祉部 社会福祉課
・加西市 社会福祉課  
・朝来市 健康福祉部 健康課


※上記以外の市町でも実施中です。

H23年度にはスタッフ向けの講座マニュアルを刊行しました。                   スタッフルーム開設

市町での実施がより円滑になるように支援しています。


※詳しくは、ひょうご発達障害者支援センタークローバーまで、メールにてお問い合わせ下さい。

                   
 
〔講義〕 10時〜11時
〔グループワーク〕11時〜12時

1日目

オリエンテーション

講義「サポートブック(ファイル)を作ろう」

サポートブック(ファイル)を持ち寄り、書き方の情報交換などを行いながらサポートブックを作成していきます。

2日目

講義「子どもの行動を理解しよう」

家庭で取り組む課題を決め「目標設定シート」に記入します。

家庭で 「いっぱいほめようシート」に取り組みます。

 

3日目

 

講義
「かかわり方の工夫を考える」

「いっぱいほめようシート」に取り組んだ感想を発表します。

家庭での課題に取り組むための「てつづき作成表」を作成しながら話し合います。

取り組みを記録するための「記録用紙」を作成します。

※ この日から2週間程度、家庭で実際に課題に取り組み、記録をつけます

 

4日目

 

講義
「 ほめ方・しかり方を考える」

記録をもとに手続きの見直しをします。

取り組んだことについてグループで話し合いをします。

※ 見直した手続きをもとに、この日から2週間程度、家庭で課題に取り組み、記録をつけます

5日目

実施機関での企画

(地域の情報の共有や先輩の保護者を招いての意見交換会など)

記録をもとに手続きの見直しをします。

取り組んだことについてグループで話し合いをします。

6日目

まとめ
※ サポートブックを持ち寄ります
※ 講座を終えての感想を発表します
※ アンケート